議員と職員との関係の在り方について。


さて、もう1点外部からお知らせを受けた案件がございます。
 議員がその立場を利用して職員に対して自らの思想を押し付け、
 その人権を侵害しているのではないかというようなご指摘です。
本日は詳細については言及いたしませんが、
 新聞各社でも複数の自治体の対応が紹介されており、
 私ども議員全員に行橋市の議員さんから関係書類が届いております。
 

我々、市議会議員と市職員との関係の在り方について、
 議員という立場を利用してのお願いごと、頼みごとなどは、
 職員の皆さんも断りにくく、
 場合によっては心理的圧迫、強制という
 問題につながるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。


総務部長
 飯塚市政治倫理条例第4条に規定されております政治倫理基準には、
 市長以下執行部4役と市議会議員が遵守すべき項目が規定されております。


 例えば、同条第4号におきましては、
 「市職員等の公正な職務執行を妨げ、
 その権限又はその地位による影響力を不正に行使するよう働き掛けないこと。」
 と規定されておりまして、
 これら倫理基準に違反する行為につきましては、
 当然問題があるというふうに思っております。


 一方、職務に関することでなければ、例えば私的なお願いであれば、
 職員も個人的に、それぞれの意思に基づいて判断する余地が大きくなります。
 その上で、断りにくいかどうかにつきましては、
 それぞれの受け止め方しだいではないかというふうに考えております。