行政報告・福祉部。


次に福祉部について報告いたします。
 本年度は、「飯塚市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画」の策定年度であり、
 老人福祉法及び介護保険法の規定に基づき
 2つの計画を一体的に策定するもので、
 計画期間は平成27年度から29年度の3か年となります。


 この計画の策定に当たり、
 高齢者の尊厳保持や、人権擁護の視点に立った包括的、
 かつ適正な計画について検討していただくため、
 4月30日に飯塚市高齢社会対策推進協議会に諮問いたしました。
 今後、市民の方への実態調査の集計・分析を行い、
 協議会において専門的な視点での協議の後、
 平成27年2月に答申をいただく予定としております。


九州車いすテニス協会主催による飯塚国際車いすテニス大会につきましては、
 筑豊ハイツテニスコートをメイン会場に、
 5月13日から18日までの6日間開催され、
 海外14か国と国内18都府県から100名の選手参加により熱戦が繰り広げられ、
 日本人選手初の男女アベック優勝という快挙となりました。


 また、今年は30回の節目となることから、
 大会に先立ち、5月10日にコスモスコモンにおきまして
 30周年記念シンポジウムが開催されました。
 シンポジウムにおいては、
 スポーツジャーナリストの二宮清純氏による
 「スポーツとともに生きる」をテーマにした基調講演と、
 世界で活躍されているアスリートの皆さんによる
 「障がい者スポーツの夢と未来」をテーマにした
 パネルディスカッションが行われ、約450人の参加がありました。