エアコン設置に関する市長の見解は。


上野伸五
 生活を快適に便利にしたり、
 まちを美しくするという施策も大事かもしれませんが、
 しかし、行政として市民の健康と命を守るという
 一番大切なものを見失ってはいけないと思っております。
 

 未来を担う子どもたち約1万人の命を守り、健康を脅かさない施策の実行は
 何より最優先されてしかるべきではないでしょうか。
 教育環境の充実を訴えておられる齊藤市長のお考えをお伺いいたします。


市長
 ご質問者の意見、本当に今、世の中の環境汚染等を考えたときに
 非常に大事なお話だと聞かせていただきました。
 昨年の質問も、これは暑さの部分で、エアコンの設置の問題が提起されました。


 そのときにどれくらい費用がかかるんだと、
 イニシャルコスト、ランニングコストはどれくらいかかるのか。
 これは受益者負担としていいのかというような意識で、
 頭の中をめぐっておりましたけども、
 今のお話のとおり健幸健康いいづかということと、
 それから子どもの教育ということに対して、方向を出している私としましても、
 今後、しっかり捉えていかなければならない。


 もちろんそこに、ついてくることは
 財政的にどういうところからそれを拠出するのか、どう描いていくのか、
 そういうことはもう抜きにして、
 子どもの教育、将来のこの地域を担ってくれる子どものためだから、
 そういうことを言うことは
 別に意識する必要はないんじゃないかということのお話をいただければ、


 また、我々職員の流れの中で検討していく意識を高めていき、
 質問者の答えに答えられるというのは、
 聞きながらは自分でもそう思いながら、
 中身を見てみなきゃいけないなと思いながら、
 本当にあっちに迷ったり、こっちに迷ったりしとりますけれども、
 

 ただ言えるのは、
 本当にこの地域をつくってくれる子どもたちのためでございますし、
 私はこれはある意味じゃ、国のほうからもですね、
 方向が出るんじゃなかろうかと思いますし、
 なかなかこれは自治体において、
 大きな負担になってくるんじゃないかと思いますし
 今それぞれの自治体の方のお話を、担当部のほうからしてましたけれども、
 実際にそれが本当に効果的になってるのか。


 そして、その辺の検証がどこまで出されているのかというのも調査しながら、
 よその自治体の様子を確認しながら、
 我々もこれからやっていけるというものを見つけていきたいと思ってます。
 その辺をご理解いただき、
 もう少し時間をいただければと思っております。よろしくお願いします。


上野伸五
 ありがとうございます。
 国の補助金、いま設置に関しては3分の1あるようですので、
 ぜひ早期に検討していただきますようにお願いをして、
 次の質問に移りたいと思います。