地域活動への助成制度の実現を。


上野伸五
 現在、本市では市民と行政による
 協働のまちづくりに取り組んでおられますが、
 今後このような地域活動を行っておられる個人や団体、
 またこれから地域活動に取り組もうとされている個人や団体に対して
 新たな助成制度を設けるなど、
 支援策を講じられてはいかがかなと思いますが、どうでしょうか。


総合政策課長
 第一次総合計画に基づくまちづくりを進めていく上で、
 その基本理念の一つといたしまして
 「市民と行政が協働で創るまちづくり」を掲げておりまして、
 今後、地域の特性を生かしながら取り組みを進めていくためには、
 自助、共助、公助という役割を整理する中で、
 新しい公共を構築していくという考え方を持って臨む必要がございます。


 そのような意味におきましては、
 今後市民の皆さんの声を聞かせていただきながら、
 公助、そして質問議員がご指摘されておられます共助という部分につきましても、
 いかにこれらを具現化していくかが課題となってまいりますので、
 今後さらに検討協議を重ねたいと考えております。


上野伸五
 地域活動の内容につきましては、
 郷土の歴史調査や自然環境を守る活動、
 子育て支援や手話、障がい者支援など福祉に関する活動、
 留学生支援や国際交流推進に関する活動、
 教育やスポーツ、文化振興に関する活動、
 地域振興やまちづくりに関する活動など、広範囲にわたっております。


 もちろん予算や人的な制限もございますので、
 全ての活動を助成することは難しいと思いますが、
 高齢者を元気にしよう、イベントで盛り上げよう、
 子どもたちを楽しませようなどと活動されている市民の皆さんが
 やってよかったと思えるような
 バックアップ体制を構築していただきますように、要望をいたします。