市長による平成25年度施政方針
第4 生活環境について
「安全・安心なまちづくり」につきましては、
新たに防災と生活安全に特化した防災安全課を新設し、
東日本大震災の教訓から、
地域の実情に応じた自主防災組織の設立育成支援に取り組むとともに、
地震、原子力対策を含めた
総合的かつ計画的な防災行政の推進を図ってまいります。
本年4月より「飯塚市空き家等の適正管理に関する条例」を施行いたします。
本条例により、空き家等が放置され老朽危険家屋となることを防止し、
市民の生活環境の保全及び
安全安心、防災防災のまちづくりの推進に努めてまいります。
浸水対策では、「飯塚市防災(浸水)対策基本計画」に基づき、
市全域の浸水被害の軽減を目的に、
河川や水路の改修、調整池の新設、排水ポンプの新設等、
国・県と協議を重ね、積極的に事業に取り組んでまいります。
また、本市の浸水被害に対し、
雨水の流出抑制及び浸水被害の軽減のみならず、
節水等による水資源の有効活用の一助として、
雨水貯留タンクに対する助成制度を引き続き実施してまいります。
公園施設につきましては、
機能保全による安全性の確保を図るため「公園施設長寿命化計画」を策定し、
ライフサイクルコスト縮減も含め、
都市公園等における総合的で質の高い適切な維持管理を実施します。
また、公園緑化事業として、
勝盛公園など市内各所の桜の名所について、桜再生事業に取り組みます。
都市サインにつきましては、
デザインの統一化を図るほか「健幸都市いいづか」の実現を目指して、
市内にまち歩き案内板やウォーキングコースの設置を図ってまいります。