代表質問・浸水対策事業について


 次は、浸水対策について、浸水対策の事業につきましては、
 市民の生命と財産を守るために
 ご尽力を賜っていることに敬意をまずは表したいと思います。


 さて、この事業につきましては
 上流域のみ対策を推進した場合には、
 直方市が河川の氾濫により甚大な被害に見舞われたように、
 飯塚市においても下流域においては、
 さらに大きな被害が発生するのではないかと指摘をいたしておりました。
 このことから市内全域での浸水対策事業の基本的な考え方をお聞かせください。


都市建設部長
 現在、本市はもとより国や県とも協力しながら、
 浸水被害の軽減に向け事業に取り組んでいるところでございます。
 その基本的な考え方といたしましては、
 平成15年、21年、22年、
 たび重なる浸水被害が発生したのは
 

 各河川の水路や内水施設において、施設規模を上回る洪水となったため、
 直轄河川や県営河川の水位上昇に伴う内水氾濫と
 水路の溢水氾濫の混在が大きな原因だというふうに思っております。
 

 以上の点を踏まえ、
 内水対策といたしまして河川の水位が上昇する前、
 及び水位が下降した時点で被害を最小限にとどめるため
 水路の改修や水位上昇時に機能させるための排水ポンプの新設、
 それに河川の溢水を未然に防ぐとともに、
 下流域の軽減を目的とした調整池の新設等を流域ごとに行うように考えております。