NTT(N)と東大(東)。
デマンド方式のコミュニティバスについて。
現在は、東大方式(東)NTT方式(N)の2通りしかない。
予約の仕方はほとんど同じ、
当日も、時間的に間に合う限りは対応してくれる。
Nは、一回にできるだけ多くの人を運ぶ事を優先。
例えば10時便に乗りたい。と予約した人は、
10時ちょうどに乗れるのか10時30分に乗れるのかわからない。
乗車時間が未定という事は、到着時間も未定となる。
ひたすら待たなければならない。
これは、炎天下や悪天候の際には辛い。
まして、バスを利用する人は高齢者が多いだろうから、ある意味危険が伴う。
東は、乗車時間や到着時間を優先させる。
例えば、11時に目的地に着きたいと予約すると、
では、10時30分頃伺いますと時間指定をしてくれる。
ある程度、正確な時間で乗降車が可能。
しかし、乗車時間に近づいて予約を入れようとすると、
当然、既に予約している人のスケジュールが優先されるので、
希望の時間便に乗れない可能性が高くなり、乗降時間を変更せざるを得ない。
システムの初期導入費用の面では、
N、約1800万円。
東、約50万円。
期間的な制約は、
N、5年単位でのシステム入れ替え(1800万)。
東、1年単位の単年度契約である。
バス運行については、今後 試行錯誤を繰り返して、
飯塚にとって、
よりベストに近づけなければいけない時期であり、
行財政改革推進中の飯塚市にとっても、
導入費用と制約期間の違いは、大きいのではないかと思う。