一般質問・詳細その8。
写真は、筑豊ハイツで見かけた「カマキリ(蟷螂)」です。
ズット、辛抱強く「獲物」を 待ち構えていました。
一般質問、ご紹介(続き)です。
(うえの伸五)
課長が答弁されました、
「価格情報を探ろうとする不正な行為」とは、具体的にはどのような事ですか。
(契約課長)
価格を探る不正な行為に、
職員が巻き込まれる懸念があるという事です。
(うえの伸五)
最低制限価格の事前公表について、
いま課長は、大きく2つの理由を答弁されました。
1つ目は失格業者が増大するということ。
これは、いた仕方ありません。
マトモな積算が出来ない業者に、公共工事は任せられないからです。
もう一つの理由、
価格を探る不正な動きに職員が巻き込まれる可能性がある。
答弁の前段では、
適切な積算を行わない業者が最低価格で入札・落札する事態が懸念される。
とも、おっしゃっています。
うがった見方をすれば、
職員が面倒くさく煩わしい事態を避けるために、最低価格を事前公表し、
その結果、
適切ではない業者が落札しても、やむ終えないんだ。
と、理解する事もできます。
一生懸命に積算を行った業者さん、どう思われるでしょうか、
大事な公共工事の施工技術の確保、本当に大丈夫なんですか。
私も、課長のおっしゃる通り、
手抜き工事や、下請け業者いじめを回避するためにも、
最低制限価格を設定すること自体は、不可欠だと思いますが、
それを事前公表する必要性については、
大いに疑問をかんじておる事を、ここでは申し述べておきます。