愛宕幼稚園卒園式。

末っ子の第3子、次女も卒園です。
彼女は長女・長男を超えた「3年間皆勤賞」のツワモノです。
8年間お世話になった愛宕幼稚園、さようなら、ありがとうございました。


父母の会会長として園に対する謝辞を申し述べました。
謝辞の間、保護者の皆様が起立して園への感謝を表現していただきました。
感動です。
父母の会会員の皆さん、一年間ご協力ありがとうございました。


以下、
私自身、感謝の気持ちを忘れることの無い様に、謝辞を書き添えます。


謝辞、
本日、平成19年3月18日卒園生64名が無事に今日のよき日を迎えられましたことを感謝申し上げます。
子ども達の別れの言葉、胸に響きました。
本年度は事あるごとに、すべては愛する子ども達のために。とお伝えしてきたのですが、子ども達を決して甘やかすのではなく、保護する者の責任として何をするべきなのか、何がしてあげられるのかと、常に試行錯誤を繰り返されている愛宕教職員の皆様の姿から浮かんできた言葉です。


他人に優しく出来る、約束を守る、物事は最後までやり通す、など豊かな故郷の心文化を育んでくれる愛宕幼稚園こそが、地域振興の一翼を背負っていることは間違いありません。常識的な心の育成が、正に子ども達の真の成長につながっていると思います。
がばいばあちゃんが大ヒットしている背景には、今の社会に少し足りない心の部分に共感している人たちが多くいるという事ではないでしょうか。


行事ごとの準備など、表には出ない教職員の皆様の愛情こもった努力こそが、子ども達を成長させる糧であり敬愛する愛宕幼稚園の礎だと思います。
素晴らしい幼児教育を実践すると同時に、父母の成長も促していただける愛宕は最高です。
心豊かな子ども達の成長が、楽しい家庭をつくり輝く未来を創造する事につながるのだと思います。
(一行削除)
愛宕の卒園生は、心豊かな故郷を創造できる基礎がある。
そして、そんな子ども達の可能性を伸ばせる父母も育ててくれる。そんな愛宕幼稚園の皆様方に心から感謝しています。


幼稚園行事の数々が、そのまま家族全員の成長の思い出アルバムです。
運動会や音楽会での子ども達の不安気な雰囲気が、年を経るごとに自信に満ちた得意げな表情に変わったことを、私たちは誇りに思えました。
豊かな社会に育てられた私たちが家庭においてなかなか経験させることのできない、我慢や忍耐そして日本の美しい言葉遣いを、子ども達にシッカリと伝えてくださいました。


子ども達の初めての社会経験が愛宕だった事、同時に親として子離れできる理由をシッカリとつくってくれた愛宕幼稚園に心より感謝申し上げます。今後も幼児教育の最高峰を維持され、益々のご発展と教職員の皆様のご健勝を心よりお祈りいたしまして、お礼の言葉にかえさせていただきます。本当にありがとうございました。
平成19年3月18日            あたご幼稚園父母の会会長 上野伸五