一般質問・学校への自販機設置は可能か。


上野伸五
 県内では、大野城市がすべての中学校に
 このような自販機が設置されてあるようです。
 まさに一石二鳥だと思うんです。
 しかし、これを実現させるには、
 当市にとっては大きな課題が2つあると思うんです。
 1つは、自販機の収益を当該学校に寄与させることが
 可能なのかということですが、これは可能でしょうか。


教育部長
 これは市長部局のほうの見解がどうかということはわかりませんが、
 私どもが認識しておる範囲では、
 学校敷地内に、仮に自販機を設置した場合でございますが、
 現在、飯塚市のいわゆる所管する施設内に設置するものにつきましては、
 管財課が一括管理をし、その収益も市の収入というふうにしております。


 そのような形での整理が行われておりますので、
 同様の管理が前提条件ということになるかと想定をしております。
 したがいまして、その収益につきましても、
 市の歳入として受け入れが行われるものと思っております。
 また、その収益については、
 使途についてははっきりいたしませんけれども、
 場合によっては、
 教育費のほうへ還元される可能性はあるかというふうに認識をしております。


上野伸五
 原則、飯塚市の自販機の設置については、
 公募が行われて入札が行われているということはわかっておりますが、
 例外的な自販機がありますよね。


 車いすテニス大会、観光協会に寄付をする自販機。
 これは恐らく公募もなく
 随契で置かれているんじゃないかと私は認識していますが、
 つまり、こういう政策的な目的があれば、可能なわけですよ。
 1点目はクリアできると思います。これはもう市長の判断です。


 2つ目の課題、教育現場に自販機がふさわしいのかどうかという、
 この重大な点なんですが、教育委員会の見解をまず教えてください。


教育部長
 原則といたしまして、学校現場では登校時から放課後まで、
 児童生徒が学校生活を送るにあたって、
 みずから金銭を支払うことのないよう、
 どの学校も配慮した学校運営に取り組んでいるものと考えております。
 したがいまして、第一に自動販売機の設置につきまして、
 これは学校長をはじめ、都市教職員の意見も参考に、
 慎重に検討する必要があるかというふうに考えております。