一般質問・3年計画の公表とマニフェスト実行を。


上野伸五
 施策の優先順位についてお伺いをいたします。まず、市の施策は基本的に誰のために行うものなのか確認させてください。


政経営部長
 市の施策につきましてはもちろん市民の皆さんのためというふうに理解しております。


上野伸五
 さまざまな施策を行うに当たり、実施3カ年計画を作成されていると思いますが、公開をされていないのであれば公開していただきたいと思いますが、いかがですか。


政経営部長
 実施3カ年計画につきましては、現在内部の計画書としての位置づけで作成しておりますので、公表をいたしておりません。最終的な公表については毎年度の予算書ということになるというふうに考えております。


上野伸五
 予算書だけで公開をされると、2年後、3年後、どのような計画をお持ちになってるのかわからないわけです。次年度、再来年度の計画はこうであったけれども、このような理由があったから計画を入れ替えましたというような説明が必要だと思います。いわゆる開かれた飯塚市ということになるのでしょうか。実施3カ年計画の公開、他の自治体もされてるところあるようですが、飯塚市でも取り組んでいただけませんか。


政経営部長
 3カ年計画についてはそのときどき、ローリングを見直しながら行っているわけですけども、予算化に向けてかなり中身が変更、あるいはかなり検討を内部でいろいろやっておりますので、そういった部分で今現在のところは公開という位置づけにはなっていないということでご理解いただきたいと思います。


上野伸五
 市民のためにやるわけですから、市民の皆さんも我々議会も、2年後、3年後こういうことを考えてらっしゃるんだなということはぜひ公開するべきだと思いますよ。よろしくお願いいたします。市長は選挙中、また選挙後におかれて、さまざまな団体や集まりの中においても、お話を拝聴させていただくと大変心地よくて、先日の答弁にもあったように、まさしく市民の細やかに寄り添ったすばらしい市長だなと誰もが感じてらっしゃると思うんですよ。実際、私ももちろんその一人ですよ。しかし、今回の補正予算では、残念ながら近々の懸案事項解決への予算づけはなかなか見当たりません。時間の経過とともに心変わり、お考えが変更されたのでしょうか。お伺いいたします。


政経営部長
 市長のマニフェストについては、私どもも十分認識しております。内部でも検討しているところでございます。そういう中で、市長のマニフェストでございましても、既存の計画との整合性がとれてないもの、あるいは実施までに対外的な調整が必要なものについては、実現に向けて検討を行いますが、全てすぐにできると言われますと、実施がすぐできるものとはならない場合もあります。その場合は市長との協議で判断をしていくということで進めているところでございます。


上野伸五
 部長がご答弁されましたけども、私どもはもう全て市長の答弁だというふうに認識しております。よろしいですよね。市長もうなずいておられますので、今の答弁をありがたく承っておいて、今後の施策を注視してまいりたいと思います。

 一般質問・駐車場確保は最優先課題。


上野伸五
 職員駐車場についてお伺いいたします。
通勤方法に自家用車を使用する際には届け出が必要ですか。また、駐車場の確保は義務付けていますか。


総務部長
 届け出をさせております。
職員駐車場につきましては市独自で確保している状況ではないという状況でございます。


上野伸五
 それでは、本庁勤務職員の通勤方法の人数と割合を教えてください。


総務部長
 本庁舎へ勤務しております任期付職員、それから再任用職員、非常勤嘱託職員、それから臨時職員も含めまして、職員660人のうち、自家用車が504人、二輪車が43人、公共交通機関が39人、徒歩や送迎などその他が74人という状況でございます。


上野伸五
 そもそも駐車場の確保をせずに自家用車の通勤を認めているということ自体どうかと思うんですが、自家用車で通勤している職員さん、駐車場をどのようにされているのか教えてください。


総務部長
 自家用車で通勤をしております職員のうち、有料駐車場等を利用している職員が264人、河川敷駐車場、市民広場ですが、を利用している職員が160人、非常勤嘱託職員、臨時職員駐車場等その他が80人という状況でございます。


上野伸五
 大雨の際、市民広場に駐車している160人の職員さんはどのような行動をされますか。


総務部長
 大雨等で注意報が発令された場合、移動を知らせておりますので、職務を継続するためにやむを得ない行動であるということで、上司の許可を得て移動をさせている状況だと把握しております。


上野伸五
 160人もの職員が一斉に持ち場を離れる。つまり、市民サービスに多大な悪影響を及ぼしているわけです。この現状をどのように認識されてますか。


総務部長
 たしかに今現状、駐車場がない状況の中でそういうような状況が発生をしておりますけども、職務、先ほど申しましたように、継続のためにやむを得ない行動であるということで、上司の許可を得て移動させている状況でございます。


上野伸五
 上司の許可を得るといっても、その自家用車の移動にかかる時間は、どなたが考えても当然勤務時間とは言えないと思います。では、この移動時間、時間休憩の申請を正式に行い、当該時間においては有休扱いなどの措置が当然行われてきたんですよね。


総務部長
 先ほどから申しておりますとおり、職務を継続するためのやむを得ない行動ということで、許可を得て移動させている状況でございますので、ご理解をお願いします。


上野伸五
 就業していないのに給料は支払っていると。おかしいと思いませんか。また、その一方では有料駐車場を契約し、大雨の際にも持ち場を離れず就業している職員もいらっしゃる。不公平だと思いませんか。


総務部長
 この駐車場の件でございますけれども、これにつきましては、車で来る来ないというのは個人のほうの判断に任せているところでございます。そうしたことから、公平、不公平というようなご意見でございますけれども、あくまでもそこを理解したうえでの職員の判断で自家用車の利用というふうなことになっている状況でございます。


上野伸五
 本来、河川敷を楽しむ方のための無料駐車場を、市民の福祉向上に努めている飯塚市職員が、平日の駐車場をほとんど占有している現状を好ましいと認識されていますか。


総務部長
 河川敷駐車場を含みます市民広場は市民の福祉増進に資することを目的としている以外に特に制限はなく、市の職員にかぎらず、近隣の通勤等で利用する方についても制限がないものと思っております。


上野伸五
 そもそもゲリラ豪雨が多発している昨今においてもっとも早く影響を受ける河川敷を飯塚市は駐車場として認めてよろしいんでしょうか。


総務部長
 先ほど申しておりますけれども、職員駐車場が確保できていない現状では、有料駐車場含めまして、駐車場の選択は職員の判断に任せざるを得ない状況でございます。


上野伸五
 その駐車場を飯塚市が、言い方悪いですけども、我が物顔で活用できるのであれば、例えば飯塚第一中学校の教職員の自家用車駐車場として、現在の学校内の駐車スペースを子ども達のために整備してあげた方がよほど理にかなっているし、職員間の不公平感もなくなります。しかし、現実問題として、大雨の際に教職員が出払うなんていうことは許されないでしょう。教育長、どうですか。


教育長
 大雨のときに職員が学校を離れるということはあり得ないということです。


上野伸五
 あり得ないことを本庁のほうは認めてらっしゃると、現状。大雨の際、車を移動させるということですが、どこに駐車されているんですか。


総務部長
 当然それぞれの職員の判断ですが、例えば雨が予想される場合は、自家用車で来ていないということも当然ありますでしょうし、急に移動する場合については近くのコインパーキング等々にされてるというふうな話は聞いております。


上野伸五
 飯塚病院の横の立体駐車場に多数駐車をされているようです。このような悪しき慣習における給与の不正支給、有料駐車場を利用している職員との不公平、そして、全ては市民のためにと方針を掲げた市長の160人もの部下が、市民の利便性を阻害している現況があるんです。これらをかんがみ、また、市長が言われる30年先の飯塚を見据えても、職員駐車場用地の確保は最優先課題であると思いますが、いかがでしょうか。


総務部長
 職員駐車場の確保のための計画を立てまして、検討してまいりたいというふうに思っております。


上野伸五
 計画を立てていただけるということですが、駐車場が確保できるまでの対案ですけれども、駐車場のない職員さんについては公共交通を利用していただくとか、立体駐車場を借り上げるなどの対策が急務です。市長、実行可能な対案はご提示いたしました。また、現況のさまざまな問題点も指摘させていただきました。まさかこのうえ、それでも現状を黙認されるとは思いませんが、あえて市長のお考えをお聞かせください。


副市長
 先ほど、総務部長が答弁しておりますが、職員の駐車場の確保につきましては、今後十分計画をさせながら検討してまいりたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

 質問・職員はサービス残業してるのか。


上野伸五
 残業時間の傾向は?


総務部長
 平均実施時間数が過去3年間で見ると、微増傾向にあると思っております。


上野伸五
 庁内管理規程で定められている閉庁時に入退場をする際の流れを教えてください。


総務部長
 宿直室前の入退庁記録簿に時間と氏名を記入することといたしております。


上野伸五
 その記録簿と時間外勤務の申請とを照合された結果を教えてください。


総務部長
 4月の1週間の期間でございますが、
 入退庁記録簿を記載している人数は684人、そのうち時間外勤務手当の対象となります人数は573人、さらに、このうち時間外勤務として処理されている人数は289人でございました。時間外勤務の処理がされ、入退場記録簿に記載していない職員がこの間102人おりました。
 また、5月22日から28日までの1週間の期間でございますが、
 入退庁記録簿を記載している人数は665人、そのうち時間外勤務手当の対象者数は541人、さらに時間外勤務として処理されている人数は154人でございました。
 なお時間外勤務の処理がされ、入退庁記録簿に記載していない職員が79人おりました。


上野伸五
 ただいまの答弁で少なくとも3つの問題があると思います。
 1つは、残業命令がないのに在庁している職員がいる。特に5月27日、28日の土日にはなんと出勤している90%以上の職員が勝手に入庁している状態です。
 問題の2つ目は、時間外手当を申請しているにもかかわらず、退庁名簿に記載がない職員がいる。これは不正受給の疑いがあります。
 3つ目は、サービス残業の可能性です。まず1つ目の命令外で在庁している問題ですが、ある市では休日入庁して切手を盗難したという報道があっておりましたが、残業命令のない職員が在庁している。これは管理上いかがなものでしょうか。


総務部長
 5月11日には所属長会議を開催し、入退庁記録簿の記入についても改めて周知徹底を図ったところでございます。


上野伸五
 指導をされた5月11日以降の22日から28日の1週間でも1日平均11人以上、合計79人の方が未記載です。周知徹底にはほど遠いのではないですか。


総務部長
 再度、未記入者等の状況については改めて厳しく指導をしてまいる所存でございます。


上野伸五
 それでは2つ目の問題、不正受給の可能性ですが、これはないんでしょうか。


総務部長
 そのようなことはないというふうに考えております。


上野伸五
 まず承っておきます。それでは、3つ目のサービス残業の可能性についてです。入退庁記録簿で勤務時間外に庁舎にいたことになっていて、時間外勤務手当の処理がなされていない職員は照合した2週間の間だけでも650人を超えていますが、その所属と所属毎の人数、どのようになっていますか。


総務部長
 今回照合した結果で申しますと、入退庁記録簿に記載があり、時間外勤務手当の処理がされていない職員の所属の数は36課で人数は延べ651人となっておりました。


上野伸五
 私は未申請者の大半の方がサービス残業ではないかというふうに思っておりますし、時間外手当は2年間にわたって訴求できるものであるというふうに理解をしております。少し乱暴なこととは承知しておりますが、今照合していただいている2週間の資料を参考に、たとえばその半分の時間が残業だとすると、年間の未払手当はいかほどになりますか。


総務部長
 この間の時間外勤務手当の申請がされていない時間を数えますと、約2600時間でございました。その半数が時間外勤務をしたものと仮定して、いわゆる正規職員の時間外勤務手当の平均単価を約2300円としましたときに、時間外勤務手当に換算いたしますと、約300万円程度ではないかというふうに考えております。


上野伸五
 半分だけを残業をしてみても2週間で300万円、年間に直すと7800万円もの莫大な金額となります。しかもこれには穂波などの支所の数字は含まれておりません。もしもこれがサービス残業でないとするならば、業務命令もなく庁舎に残り、また、業務命令もない土日に出勤されている職員は一体何をしているんですか。


総務部長
 基本的には、個人の学習あるいは次の日の段取り、あるいは身の回りの整備など自己都合で滞在している職員もいるというふうにも考えております。


上野伸五
 2週間で650人を超える職員全員が自己都合で出勤していることなどあり得ないと私はそのように考えています。いずれにせよ、職員一人一人の勤務状況について正確に把握する体制が確立されていない。庁舎の使用マニュアルさえ遵守されていない現状であります。タイムカードの導入など、出退勤の管理について今後どのようにお考えでしょうか。


総務部長
 現在、出退勤の管理につきましては、各所属のほうで行っていただいているところでございますが、今後はそれ以外の方法で、全庁共通した管理方法を今、検討させていただいておりますので、早急に対応していきたいというふうに考えております。


上野伸五
 平日、職員がかなり残っているのに対して、実際の時間外手当の申請時間数とは大きな隔たりがある現状です。就業環境の模範とならなければならない地方公共団体が、いやしくも時間外手当を払っていないなどという実態があってはなりません。誤解など招く可能性すらないように職員一人一人の就業状況を的確に把握していただく必要があると思います。残業命令がないかぎり、就業時間後30分以内に退庁、休日は登庁してはならないなど、最低限のルールが必要だと思いますが、いかがでしょうか。


総務部長
 きちっとした管理を努めてまいりたいというふうに思っております。


上野伸五
 ワークライフバランスということを考慮すれば、残業自体も極力減らす必要があると思います。残業が多いというのは、職員数が減りすぎて、仕事が回っていないのではないかとも思いますが、この点、どういうふうに考えていらっしゃいますか。


総務部長
 職員研修等により、職員一人一人の能力の向上に努めるとともに、各所属へのヒアリングを通じて状況の把握を行い、適正な職員数の配置を行うように考えていきたいというふうに思っております。


上野伸五
 いずれにしましても、サービス残業の実態に関しては詳細な調査が必要だと思いますが、入退庁記録簿との照合は1日分だけでも1時間程度かかるというふうに説明を受けました。この際、公平性や透明性を期すうえでも、労働基準監督署に相談するべきだと思いますが、いかがですか。


総務部長
 必要がある場合につきましては、そういうことも検討したいというふうに考えています。


上野伸五
 職員さんも仕事を離れれば家庭の人であり、地域の人材でもあります。介護や子育て、地域イベントへの参画、また自分自身の趣味などを通して、社会の実情や変化も感じていただきながら、その体験や感覚を飯塚市にフィードバックしていただかなければならない。どこの職場よりも真っ先にワークライフバランスを率先して実感していただかなければならない立場だとも思いますし、市長がめざす未来志向、本物志向のまちづくりの実行者であり、実践者でなくてもならない。あらゆる施策を成功させるためにも、職員の就業環境をととのえることは、最低限の措置であり、組織としてきちんと法令を遵守し、こたえるべきだとも思いますし、それが雇用する側の義務であり、責任です。また、就業環境の充実に力をそそぐことによって、飯塚市が求める高度化人材の確保にもつながっていくのだと思います。市長は学校教育課長として、また、教育長としての経験から、現場の残業実態を十分に御存じのはずです。私は、現状打破に向けて透明性、公平性を担保するためにも、労働基準監督署のご指導を賜るべきだとご提案いたしました。労基署は第三者からの申し入れでも立入検査等には応じていただけるようですが、市長、飯塚市行政の長としてどのように対処されますか。


市長
 職員の労働時間、そして、退庁時間や休日出勤等について、今、さまざまご指摘がある中のやり取り、私も拝聴しておりました。どこの職場でも効率よく、そしてまた市民にとってもいい仕事をしていただくためには、体調保持、そしてコンディショニングということは非常に重要でもございますし、関係諸法規の件もありますので、十分に実態を確認をしながら、いい仕事をいい健康状態でしていただけるように取り組んでまいりたいと思っております。

 長男・高校卒業式。


PTA会長として祝辞を述べさせていただきました。
 卒業生への心からのお祝いと、
 お世話になった皆様への感謝の気持ちを込めて。
 改めてここにご紹介させていただきます。


おはようございます。
 本年度PTA会長を仰せつかっております上野伸五です。
 僭越ではございますが一言、祝辞を述べさせていただきます。


穂高等学校 第69期生の皆さん、卒業おめでとう。
 皆さんの三年間の努力を称えるとともに、
 先ずは保護者として、感謝の気持ちを伝えたいと思います。


これまで共に過ごした一日一日の積み重ねは、
 私たち保護者の成長をも促してくれました。
 私たちにとって、皆さんは、希望であり誇りであり、
 そして時には夢や勇気でもあります。
 今まで本当にありがとう。
 そして、これからも、かけがえのない家族の絆を深めていきましょう。


保護者の皆さま、
 これまで限りない愛情を注がれ、
 今日の晴れの日に卒業する我が子の凛々しい姿に触れ、
 感無量のことだとお察しいたします。
 本日はご子息、ご息女のご卒業、誠におめでとうございます。
 また、これまでのPTA活動へのご理解と多大なるご協力ありがとうございました。
 大切な子ども達の母校となる「嘉穂」を、
 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


ご来賓の皆様、
 本日はお忙しい中、ご臨席をいただき誠に有難うございます。
 卒業生の未来が輝きに満ちたものとなりますように、
 今後とも公私共々、手を差し伸べていただきますように
 高い所から恐縮ではございますが、よろしくお願い申し上げます。


 大塚校長先生はじめ、教職員の皆さま、
 社会へ出るための大切な助走期間である高校三年間、
 モノとサービスが溢れた現代社会の家庭では、
 なかなか伝えることが難しい厳しさも含め、
 生徒たちへの温かいご指導、本当にありがとうございました。
 心より感謝を申し上げますと共に、
 今後とも、先生方のご活躍をご祈念させていただきます。


さて卒業生の皆さん、
 高校の卒業は人生最大の節目の一つです。
 これまでの優しく心地良い小川の流れから、一気に大きく未知なる海へ漕ぎだし、
 のど越しの良い真水から、
 塩辛くしょっぱい海水へと厳しい環境の社会へ飛び込む事となります。


 根幹的な既存常識が崩壊しつつあり、
 個性や創造性が更に重要視される、変化の激しい現代であっても、
 この嘉穂高校で学び、培い、成長した君たちなら、
 どんな荒波にでも堂々と立ち向い、
 きっと見事に乗り越えていくことができると信じています。


 心がやせ細り、殺伐とした世の中になりつつある今だからこそ、
 この三年間で体得した筑豊・川筋の「嘉穂魂」を、
 その心意気を、心のよりどころの一つに置いていただきたい。


 これからの人生、それぞれの高い志を実現するために、
 経験したことのない、悔しく辛い思いをする事もあるでしょう。
 しかし、そんな時にこそ、決して諦める事なく、
 先ずは歯を食いしばって、自分自身に挑戦を続けてほしい。


 輝ける場所をどこかに求めるのではなく、自分で創造するために、
 質実剛健・自主創造、そして、いつも、愛する人のために、
 自分の思う正義に向かって一心に進んでほしいと願っています。


 君たちの前に道はなく、
 君たち一人ひとりがこれから切り開き、力強く歩いていくその背中に。
 そして、本当の意味で巣立っていく君たち一人ひとりを、
 心の底からの熱いエールと、
 今まで以上の温かい真心をもって大きな拍手で送り出したいと思います。


 嘉穂高等学校 第69期生の諸君が
 常に「凛として美しく」あらん事を願うと共に、
 君たちの未来に幸多からん事を、
 心よりご祈念申し上げ、私の祝辞とさせていただきます。


 本日は、栄えある卒業 おめでとうございます。


 平成29年3月1日 
 福岡県立嘉穂高等学校PTA会長  上野伸五

 感謝。


同期の友が逝ってしまいました。
「心に曇りなく、誰からも愛され、誰をも愛す」
 太陽みたいな男でした。


 その風貌からも、
 敬天愛人を地でいく、現世の西郷隆盛みたいな男でした。
「俺は地域団体、あんたは市議会で良いまちつくろう」
 と背中を押してくれた。


 その後は、同窓会で副実行委員長、
 PTAでは委員長として支えてくれた。
 あれから10年、俺の活動は及第点もらえてるのかな・・・


 早すぎる逝去、
 愛する家族を残すことが一番の心残り 無念だろう。
 去年の12月14日、
 あんたから託された想い、きっと叶えるからね。


 無上の悲しみ、胸の痛みが治まらんけど、
 ただただ感謝を込めて
 「友・二宮 教」のご冥福をお祈りいたします。 合掌。

 2017年。


 新年あけましておめでとうございます。


 そして、皆さんから たくさんの賀状をいただき、
 本当にありがとうございます。
  心より感謝申し上げます。


 私たちも自筆での答礼は許されていますので、
 お一人お一人、気持ちを込めてお返しさせていただきます。


 私議、今年10年を迎える議会活動も
 「申酉騒ぐ」まさしくその様な年末年始となりましたが、
 今後も更に精進してまいりますので、
 変わらぬ𠮟咤激励を賜りますように、どうぞよろしくお願いいたします。


 2017年が皆様にとって充実した素敵な毎日でありますように。

 行政報告・上下水道局。


 終わりに上下水道局について報告いたします。
 水環境の普及啓発事業として、
 9月18日にコミュニティセンターで開催されたサイエンスモールで
 上下水道と下水道のしくみの公開実験を行いました。
 また、9月から11月初旬にかけて、
 若菜小学校ほか10校の小学校4年生を対象に、
 水道水や水環境の出前授業を行いました。


 上水道事業につきましては、
 老朽管対策として「県道口原川島線排水管布設替え工事」ほか3件、
 施設改良事業として「秋松浄水場浄水機器改良工事」ほか4件、
 第8期拡張事業として「馬敷地区〜大分地区排水管布設(1工区)工事」を発注し、
 順次着工しております。


 下水道事業につきましては、
 面整備事業として「庄司地区汚水管渠敷設(1工区)工事」ほか4件及び
 「川島菰田汚水幹線管渠改築(1工区)工事」ほか1件を発注し、
 順次着工しております。


 以上が9月市議会定例会以降、本日までの事務事業の大要であります。
 本定例会に提案申し上げます案件は、
 補正予算議案13件、条例議案9件、専決処分の承認議案1件、
 その他の議案12件、報告6件であります。
 それぞれの議案は上程されました都度、担当者に説明させますので、
 よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げまして、
 行政報告を終わります。